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顎関節症
あごが痛い、だるい、開かない、カクカク音がする・・・これらの症状は顎関節症といわれる症状です。むし歯、歯周病に次ぐ第3の歯科疾患といわれ、潜在的な症状のある人を含めると日本人の6〜8割にあると言われています。10代後半〜20代の女性に多く見られます。
 
主な症状
顎関節症の主な症状には、
@ あごの運動時に関節が痛い
A 口が開かない
B 開けるときにカクカク・シャリシャリ音がする
C 咀嚼筋(あごを動かす筋肉)の筋肉痛
などがありますが、症状の現れ方や程度、原因はまったく人様々です。
これらの主な症状以外にも、顎周辺だけでなく、偏頭痛、肩こり、手指のしびれ、耳鳴り、めまい、顔がこわばるなど全身の様々な部分に症状が現れることもあります。
 
原因
顎関節症は、明確なひとつの原因や病変がないというのが特徴の疾患です。
くいしばり、あごの過剰運動、頬づえ、噛み合わせが悪い、片噛みなど、複数の問題が重なり合って、あごの関節や咀嚼筋に過剰な力が加わることによって起こります。特に、日中や睡眠中のくいしばり“ブラキシズム”の影響が大きいと言われています。くいしばりは自覚することが難しく、96%の人にくいしばる癖があると言われています。
 
治療
顎関節症の多くは生活習慣の改善によって治っていく病気です。したがって治療は、歯科医師の指導のもとに患者さん自身が治療に参加して原因となる自分の生活や癖を変えることから始めます。
 
【日常生活での注意】
@ あごを安静に保つ・・・軟らかい食事にして、長い間噛むものは避けます。
またくいしばりを防ぐため唇を閉じ、上下の歯を離し、顔の力を抜いてリラックスすることが大切です。
A 大開口を避ける・・・あくびや食事、会話、カラオケなどでの大開口は避ける。
B 温湿布・・・温湿布やタオルであごを暖め、血行を良くし、痛みを軽減させます。リラクゼーション効果もあります。
C 良い姿勢を保つ・・・頬づえ、受話器を首で挟む、悪い姿勢はやめる。
D 仰向けで寝る・・・枕を低めにして、仰向けで寝ます。
  など、症状に応じて歯科医師が指導します。
噛み合わせが悪い場合や症状が強い場合は、噛み合わせの調整やスプリント療法、運動療法などを行います。
※気になる症状がある方は、ご相談ください。
 
ブラキシズム
人は誰でも“歯ぎしり”をすることがあり、重いものを持ち上げたり、スポーツや仕事、物事に集中しているときは“くいしばり”ます。しかし、“歯ぎしり”や“くいしばり”が強くなったり、習慣化されたときに様々な問題が起こることがあります。
歯科では“歯ぎしり”“くいしばり”などのことをブラキシズムといい、3つの形に分類されています。
ブラキシズム
1) グラインディング 上下の歯を噛み、こすり合わせる。一般にいわれる“歯ぎしり”。
ギリギリと音がする場合と音がしない場合もある。
基本的には眠っている間に多く見られる。
2) クレンチング くいしばり。上下の歯を強く噛みしめる。
音はしない。夜間や日中無意識で行う。
3) タッピング カチカチと噛む。
 
ブラキシズムは無意識でおこなわれています。たとえしていても音がしないので自分自身がしていることに気づかない方がほとんどのようです。
ブラキシズムは、単なる癖とも、疲れ、悩みや不安などの心理的なストレスが原因となっているともいわれています。歯ぎしりやくいしばりの力は、普段噛む力より大きく(最大で6倍!)、そのため“歯ぎしり”や“くいしばり”が強くなったり、それが長く続いたりすると、その力を受け止める組織に無理がかかり、歯やあごに影響をおよぼします。
 
ブラキシズムコントロール
当院では、顎関節症の治療において “ブラキシズムコントロール”を行っています。
ブラキシズムは生理的なもので、歯ぎしり、くいしばりがあっても問題ない場合もあります。しかし、強いブラキシズムが継続して行われると、何かしらの問題を引き起こす可能性があります。
 
● 日中のくいしばりを減らす! ●
日常生活の中で特に緊張しているとき、忙しいとき、自分が上下の歯を接触させていないか、普段から注意してみること。
もしそうであれば、「唇を閉じ、上下の歯を離して、あごを楽にする」このことを自覚して繰り返すようにしてください。
★ これを行って違和感がある人は普段くいしばりがある可能性があります。
● 夜間の歯ぎしりを減らす! ●
夜寝る前に自分自身で歯ぎしり、くいしばりをしないと意識する。
(自己暗示、イメージトレーニング)
 
● 生活習慣の注意 ●
夜間の歯ぎしりが眠りが浅いときにおこりやすいため
* 就寝前のカフェイン摂取(コーヒー、紅茶、緑茶など)
* 過度のアルコールの摂取
  などに注意する。
※ 何か症状がでている、または、自分がそうではないかと気になる方は一度ご相談ください。
 
 
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