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呼吸は鼻からが大原則?
呼吸は鼻からが大原則です。哺乳類のどの動物も口で呼吸することは出来ません。しかし、不思議なことに人間だけは生後1年ほどたつと鼻の奥でつながっていた鼻腔と気管が離れてしまいます。これは、人類が約400万年前に「言葉」を獲得したための力学対応によるものなのです。口から空気を出すことで「言葉」を発するようになり、気管が咽頭部で短縮して、直接つながっていた鼻腔と気管が離れてしまったのです。人間は1歳以上になると「言葉」を話せるようになり、ついでに口で呼吸できるようになるのです。
文明国で口呼吸が最も多いのが日本人です。口呼吸は必ず片噛みと横向き寝、うつぶせ寝を引き起こします。これによって、口元が緩み、顔がゆがみ、歯ならびが悪くなり、背骨が曲がってしまいます。また、文明国の中で食べる時間が一番短いのも日本人です。これは、一口で5〜6回しか噛まずに飲み込んでしまう食べ方です。文明国で睡眠時間がもっとも短いのも日本人です。睡眠を十分に取らないので、くたびれて免疫がうまく機能しません。
呼吸は鼻からが大原則です。鼻腔から取り込まれた空気は、雑菌や汚れが取り除かれ、暖められ湿り気を与えられてのどを通り、肺に入っていきます。口で呼吸すると冷たく乾燥した状態で雑菌とともに肺に入っていくので、のどを痛めやすく扁桃腺を腫らすことになり、さらに免疫機能が低下して、いろいろな病気にかかりやすくなってしまいます。
口呼吸と歯ならび

 

口呼吸をしている人の唇は、上下の唇が少し開いて緊張感がなく唇の力は弱くなります。唇の厚さも上下で著しく差が見られます。また唇は乾いてカサカサしています。鼻呼吸をしている人の唇は上下の唇が閉じていて比較的口元がきれいです。

正しい舌の位置は、上顎のスポットの位置に舌の先が触れ上顎の歯ならびの中に納まっています。これによって歯ならびの形はU字型の正しい形に保たれます。しかし、口呼吸によって舌が正しい位置から少し離れて下にあると、舌によって歯ならびを正しい形に維持する力が働かず、頬側からの力の働きによってV字型になり、歯ならびが悪くなります。
口呼吸は、飲み込むときに舌を前歯の裏に強く押し当てて飲み込む癖(舌癖)の原因になります。舌癖があると、前歯が前方に突出したり、上下の前歯が咬み合わない開口などの歯列不正になります。

口呼吸は、飲み込むときに舌を前歯の裏に強く押し当てて飲み込む癖(舌癖)の原因になります。舌癖があると、前歯が前方に突出したり、上下の前歯が咬み合わない開口などの歯列不正になります。このような患者さんにつばを飲みこませると、上下の前歯の間から舌が突出している様子が見られます。その他、口を開けて呼吸しながら食べるためクチャクチャ音を立てたり、こぼしやすかったりします。呼吸は鼻からが大原則です。舌癖のある患者さんに対しては、舌癖を治すためのトレーニングがあります。

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