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高橋医院 学校歯科保健

2年生の皆さんは歯がどんな役割をしているか知っていますか?
歯がどんな役割をしているかについて勉強するため、3匹のサルのお話をしたいと思います。

歯を研究している先生が3匹の小猿をもらいました。いろいろ考えた末、歯がなくなったら体がどのようになっていくかについて調べてみることにしました。
まず一匹は上の歯を全部抜き取り、次の一匹は右側の上の歯と下の歯を抜き、残りの一匹はそのままにしておきました。一個のりんごを与えると、全部の歯がある小猿はいかにもおいしそうにガリガリ食べてしまいました。右側の上の歯と下の歯がない小猿は不自由そうに左側だけで咬んでなかなか食べられません。上に一本も歯がない小猿はまったく食べられないので怒っています。そこで歯の不自由な二匹の小猿にはりんごをすって食べさせました。

このようにして、いつも同じものを食べさせて1年がたちました。三匹とも同じように立派な体に成長して体重も身長もさほど差がありません。歯が悪くて咬むことが出来なくても、よく世話をして十分栄養を与えてやれば、同じように育つことが分かりました。
ところが三匹の猿に綱渡りの芸を教えてみて驚きました。全部に歯がありよく咬んで食べていた猿は実に巧みにどんどん綱をわたってしまいます。右側の歯のない猿は半分くらい渡ると途中で落ちてしまって、向こうの端までいけません。上の歯のない猿はまったく渡れないのです。
それから1年もたたないうちに一匹の猿が死にました。それは上の歯が全部ない猿でした。なぜ死んだかいろいろ調べているうちに、脳が小猿のときから少しも育っていないことが分かって驚きました。
その翌年にまた一匹の猿が死にました。もちろん右側の上下の歯のない猿でした。いろいろ調べたところ、頭の中の脳が左側半分だけ大きく、右側半分は前に死んだ猿とまったく同じでした。
あとに残った一匹は、それは元気で芸も達者で、みんなに可愛がられていました。サーカスのおじさんが是非欲しいというので、大勢の猿の仲間のいるところにあげてしまいました。おじさんからの手紙によると一番元気で、一番利口で、お客さんを喜ばせているそうです。きっと健康で長生きすると思います。
どんな人がむし歯になりやすいと思いますか?


むし歯は、口の中にいるむし歯菌が私たちの食べる食べ物を食べて「酸」を作り、この「酸」が歯を溶かしてむし歯が出来ます。
むし歯菌(ミュータンス菌)
むし歯菌はどの人のお口の中にも住んでいますが、一人一人その数は違います。つまりむし歯菌が多いタイプの人や少ないタイプの人がいるのです。むし歯菌が多いタイプの人はむし歯になりやすい人です。
食べ物
むし歯菌は私たちが食べる食べ物を栄養にして酸を作って歯を溶かします。私たちが食べ物を食べるたびにむし歯菌は酸を作り歯を溶かしています。ですから、食べる回数が多い人ほど、歯が溶かされる時間が長くなり、むし歯が出来やすいのです。たくさんおやつを食べるより、長い間だらだらとおやつを食べ続けるほうがむし歯になりやすいのです。
唾液
みなさんのお口の中には唾液(つば)があります。実は唾液には私たちの歯をむし歯から守ってくれる大切な働きがあります。
@ むし歯菌や食べかすなどを洗い流します。
A 溶けかけた歯を元に戻します。
                     など・・・
唾液の分泌量が多い人と少ない人がいます。唾液の分泌量が少ない人ほどむし歯になりやすいのです。唾液はよく咬むと多く出てきます。よく咬んで食べるように心がけましょう。キシリトールガムなどを咬んで唾液の分泌を促進することも予防効果があります。
歯磨き
むし歯はひとつの原因で出来るものではありません。正しい歯磨きと規則正しい食生活があって初めてむし歯は予防できるのです。

<2年生が覚えること>

○歯は大切な働きをしていること 
○おやつの時間を決めて食べる
○よく咬んで食べる
○毎日歯をしっかりと磨く
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